ごきげんよう、管理人の透-架です。
前回はダウ理論のお勉強その1をやりました。
次に、その2をやろうと思ったのですが、先にエリオット波動もやっておくと、ダウ理論その2のお勉強も理解しやすいと思うので、
今回はエリオット波動のお勉強を先にする事にしました。
このサイトでは、なるべく解りやすく解説したいと思います。

—エリオット波動とは—
ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、株式投資についてのテクニカル理論。とwikiには書いてあります。
株式投資と書いてありますが、FXでもしっかり機能します。
初めに言っておきますが、エリオット波動だけに限りませんが、FXの相場に100%の答えを求めてはいけません。
こうなったから「絶対」こうなるというのはFXにはありません。
こうなったんだったら、こうなる可能性が高いのではないだろうか。という優位性を探すという方が感覚的に近いです。
エリオット波動は、結果的にチャートを見たらエリオット波動どおりに解釈できるのですが、
リアルタイムでチャートを見ている時は、ここが3波目かな?いやC波かな?A波かな?1波かな?とか頻繁に起きます。
FXにはっきりとした答えを求めている人は、エリオット波動を使う時も頭が固くなってしまっています。
FXは今何波目なのかを当てるゲームではないのに、いつの間にかそうなっている人もいます。
FXで負けてる人って、どうしても聖杯探しから抜け切れてない人が多いんですよね、こうなったらこうなるべきだとか
こうなったんだからこうなるはずだとか、インジケーターを多用している方にも多いですが、数学みたいにはっきりとした正解を求める人が多いです。
なんというか、お金持ちになりたいためにFXをやっているはずなのに、チャートの分析に全力を注いでるというか…。
FXは人と人の思惑の戦いですから、明確な答えがあるわけないんです。
エリオット波動も別に聖杯ではないです。
聖杯ではないですが、ダウ理論と組み合わせれば、チャートの右側をある程度予測する事は可能ですから、
こうなったらこうなりそうだなとか、こうなったんだったら自分のエリオットのカウントが間違ってるかもしれないとか
その場その場で柔軟に考えを変えれる癖漬けをする様にしたほうが、後々トレードする時にメンタル的にも楽になるはずです。

—図解その1—
まずは、基本の「推進波」と「修正波」から覚えて行きます。
図で描くとこうなります。

エリオット波動と言うのは推進波が5波、修正波が3波で1つのグループとして形成されています。
これがマトリョーシカみたいになっていて、推進波の1波の中にも5波があり、2波の中に修正波3波があるイメージです。
図で描くとこうなります。

緑色の波を見てもらえばわかる通り、各波の中にも5波3波のグループが存在するわけです。
図では書いてませんが、もちろん3波の中にも推進波5波、4波の中にも修正波3波があります。
という訳で、基本は推進波の1波の中にも5波があって、その5波の中の1波の中にも5波があってと…どんどん小さくなって続いて行くわけです。
ここで重要になってくるのが、この波の大きさです。
今説明したとおり、細かく見ようと思えば、いくらでも細かく推進波も修正波も追って行けるので、何か基準を決めないと、相場に翻弄されます。
詳しくはダウ理論のお勉強その2で、お話ししますが、ダウ理論とエリオット波動を組み合わせれば、トレードに最適な波の大きさの基準を決める事ができる様になります。

—図解その2—
エリオット波動には、波のルールみたいなものが存在します。
これが解ると、自分が推進波に居るのか、修正波に居るのかが解ったり、チャートの右側が予想できたりします。
ルールはあげればキリがないくらい沢山あるのですが、FXのトレードにおいて必要なルールはそんなに多くはありません。
図を見てください。

1つずつ説明していきます。
まずは、オルタネーションから。
推進波の2波と4波、要は修正波にあたる部分ですが、この2波と4波は同じ感じになる事は少ないです。
2波が誰が見てもすぐ解る綺麗な修正波の3波を描いていたら、4波は大抵複雑というか汚いジグザグ状態になります。
2波が複雑(汚い感じ)なら4波は綺麗に3つの波を作る事が多いです。このように単純・複雑が相互関係にあります。
なので、初めの修正波が単純か複雑かで、4波の波の性質が予想できますし、出来上がった波を見た時に、そうなっていたら
その波のグループは推進波で間違いないという事が解ります。
次は、トランケーション、もしくはフェイラーと言いますが、これは簡単です。
必ずしも、5波が3波の高値を超えるとは限らないという事です。経験上そんなにないですけども、覚えておいてください。
なかなか3波の高値を5波が超えてこないなと思ったら、フェイラーか、見ている波の規模を考え直してみる必要があります。
次は当たり前と言えば当たり前なんですが、2波が1波の安値を超える事はありません。
超えた時点で、ダウ(トレンド)が変わる可能性も出てきます。
次、4波が1波の高値を下回る事はない。
ごくごくたまに、下回る時がありますが、やはりそういう時は5波の勢いがすごく弱く、フェイラーになる可能性が高いです。
最後、3波の長さが最短になることはない。
これは推進波を知るうえで、重要な項目なので忘れてはいけません。3波が1波・5波よりも短くなってしまうのであれば
それは間違った波を描いている可能性があるので、しっかり見ている規模も確認しながら波を描き直してみてください。
3波が最短にならないという事は、1波と3波の長さが同じくらいだったら、5波は必ず一番短くなります。
5波の次は修正波がきますから、5波が短いという事が解っていれば、いつ修正波が来てもおかしくない5波でエントリーするという
危険な行為は回避できる様になります。また、1波が3波より長い場合も、5波が3波より必ず短くなりますから、予想が立てやすいです。
大抵は、3波が一番長くなります、一番勢いがあるという事で、トレンドにしたがって3波でエントリーできると勝ちやすいです。

—まとめ—
エリオット波動にはまだまだ色々なルールや動きがありますが、最低限上記で説明した事は体に叩き込んでください。
エンディングダイアゴナルトライアングルとか、きっと詰め込みすぎても挫折してしまうと思うので…。
個人的にもっとエリオット波動を研究したいという方には下記の書籍をおすすめします。

非常に読み応えのある本です。私もPCの横に必ず置いておく本の1冊です。
まだおそらく皆さんはなぜエリオット波動を学習しなくてはいけないのか、疑問に思ってる方も多いと思います。
次のダウ理論のお勉強その2で、そういった疑問も解消されるはずです。
それでは今回はこの辺で。
しっかり、エリオット波動のルールを覚える様にしてください。