前回はこのサイトの歴史や自分の家庭環境など書いてきました。
今回はダーツとの出会いから、プロになろうと思ったきっかけみたいなものを書いて行こうと思います。
厳密に言えばダーツに出会ったのはビリヤードをやっていた時期ですが、その時は息抜きに遊びでやる程度で、
ビリヤードも本気で取り組んでいたので、ダーツにのめり込む事はありませんでした。
発端は、2017年の12月ごろ、嫁が会社でダーツ部を作るからマイダーツが欲しいと自分に相談してきたのがきっかけでした。
嫁にどんなダーツが合うんだろうかと、まったく知識がなかったので、何でも形から入る私はネットや動画で
ダーツに関する事を調べまくりました。
そうこうしているうちに、自分もダーツがほしくなってしまい、投げても居ないのに、
しっかりとしたダーツ一式をそろえてしまいました。
はじめて買ったバレルはフィルテイラーの動画ばかり見ていたので、ターゲットのフィルテイラーモデル。

スティールの動画ばかり見ていたのもありますが、トルピードは好きになれず、
根拠の無いストレートを使いこなせるという自信があったので、ストレート一択でした。
嫁と数回遊びで投げに行って、一人で納得いくまで練習したいなと思った私は、カードを購入し、
週に2回ぐらい、投げ放題のお店でひたすらカウントアップをする日々がはじまります。
最初は質より量、一人投げは絶対に必要な事だとビリヤードの時に学んでいたので、
一人でずっと投げる事に不安も抵抗もありませんでした。
動画も沢山見ていたので、色んなプレイヤーのフォームを真似たりして、このフォームのどこに利点があるのか、
このグリップのどこが優れているのか、とにかく試して考えながら練習するのが本当に好きでした。
フィルテイラー、浅田斉吾、村松治樹、谷内太郎、知野真澄(敬称略)書ききれないくらい色んなプロの
フォームや癖みたいなものを真似してました。
たまに会社の後輩がダーツをやっていたので、対戦してもらい、3か月目でB8になりました。
この時は、もっと上手くなりたいとは思ってましたが、プロになる気はまったくありませんでした。
そんなある日、PERFECT札幌大会(女子)をたまたまYoutubeLiveで見ていました。
女子もトッププロはレベルが高いんだなーと思いながら見ていました。
いくつか試合を見てる中で、自分の中にやけに印象に残る選手がいました。
それが、今仲良くさせてもらっている、小林知紗プロでした。
特に印象強く残ったのは、準決勝の近藤静加プロとの試合。
私はスティールでも男子プロの試合でもなく、この試合を見てプロになってみたいって思う様になりました。
当然、当時は知紗さんの事も、しーちゃんこと近藤静加プロの事も全然知らず、
ましてや北海道のプロという事も知らないで見てました。
https://www.youtube.com/watch?v=9xWQAIJ5194
この試合は今もYoutubeで見る事ができるので、見ていただければ解りますが、
私は小林知紗プロのプレイスタイルに引き込まれました。
相手が良いダーツをすればするほど顔がにやけてきて、凄い楽しそうにダーツを投げる様はかなり印象に残りました。
しーちゃんもそうですが、相手が良いダーツを打つとうなずいたり、打って来たなと笑顔になったり、
当時は二人の関係性も知らなかったですが、相手をリスペクトしつつ、自分と戦ってるなと見ていて感じました。
ダーツをはじめたばかりの自分には、黙々と真剣に打つ鬼気迫る様なスタイルも勿論魅力的ですが、
この相手が打ってくるのに対し、孫悟空の「オラわくわくすっぞ」的な喜びを抑えられない感じが
単純に尊敬というか、準決勝でこの様なメンタルコントロールに関心しました。
このプロたちが見ている景色、空気はどういう感じなんだろう、そういう方向から私はプロになりたいなと思い始めました。
で、この時に私は、ダーツ人生において初めて相手をしてもらうプロは、小林知紗プロにしようと勝手に決めました。
その試合を見てからすぐに、小林知紗プロを色々検索すると、ホームは旭川ではないですか!!
私の実家と同じ!!これは自分がダーツをするうえで、絶対に会っておくべき方なんだろうと確信した瞬間でした。
ただ、その時の私は、プロになりたいという想いと、プロに相手をしてもらいたいという想い、
この2つの想いと自分のダーツの実力にはすごいギャップの開きがあって、これではあまりにも恥ずかしいと思って、
週2のペースは変わりませんでしたが、練習内容に少しギアが入るというか、まずはA14を目指して、
Aフライトになったら、知紗さんに会いに行こうと自分の中で目標を決めました。
それから、ダーツを始めて半年ちょっとたったある日、目標だったAに到達。
自分でも信じられない行動力なんですが、A14になった2日後にお店の方に行きました。
その前に、プレイヤーズ1stという、個人でもプロ選手のスポンサーに小遣いレベルのお金でなれるサイトがありまして、
微力ながら知紗さんのスポンサーを今もやっているのですが、このスポンサーになるにあたり、
色々とメールでお話しをし、お店に行く事も伝えていたので、気軽に行けると思ってたのですが、
いざ店の前に来ると、緊張してしまって、結局何度もお店の前を素通りし、いい年した大人が、なかなか勇気が出ずにオロオロと。
で、3周くらい店の周りをウロウロして、ようやく初めてのプロとのダーツ、初めてのダーツバー体験をすることになります。
オープンしてすぐの方が客が居なくて、知紗さんとお話がゆっくりできるかなと思い早くに行って正解でした。
お客は私だけでした。ただ…緊張して話が全然できねー。
でも、すごい優しく話しかけてくれまして、旦那さんも凄く良い方で、料理も美味しいし、最高のお店です。
で、早速アップがてら、カラ投げしようと。
プロの前で初めて投げる1投目ってめちゃ緊張しますね…カラ投げなのに。
でも今でも忘れないのが、私の1投目を隣で投げながら見てた知紗さんが「クオリティ高くない?半年でしょ?」って
褒めてくれたくれた事、お客さんを褒めるのは当たり前ですが、めちゃくちゃ嬉しかったんですよね。
そしてアップ後、結構な回数、メドレーの相手してもらいました。
当たり前ですが、1レグも取れず、いやーほんとプロのダーツのレベルを肌で感じました。
ましてや、その時知紗さんはフォーム改良中で、それでもこの精度かよっていうレベルでして…。
そして次に驚いたのは、zillで働いているパーフェクトプロの石崎泰佑さん。
スタイル良くて、面白くて、これまたダーツがうめぇ…、センスの固まりって感じしました。
そしてまた驚かされたのが、常連さんのレベルの高さ、みんな上手いだけじゃなくて、人間性が素晴らしくて、
私は、今までダーツやってきた中で、あの時が一番ダーツに出会えてよかったと思えた時でした。
あの時間とか気持ちとかを今でも大切にしながらダーツを続けています。
なので、私が尊敬するダーツプロは後にも先にも小林知紗プロなんですよね。
ただ、尊敬してるからバレルも知紗さんのを使ってるわけではないです、本当に投げてみて、
自分に凄く合ってたので、今もSecretの知紗さんのタイプ2を使っています。
その前はゴメス9を使っていました。なので、私が持っているバレルは3本です。
また、嫁が会社のダーツ部を結成する時に、私に相談してくれた事にも感謝です。
それがなければ、知紗さんに会う事も、プロになる事も、ダーツをする事自体が無かったかもしれません。
はじめは40歳でダーツのプロを目指すのは遅すぎるかなと思ってましたが、
全然そんなことは無かったですね。
次回は、プロ試験の事を書いて行こうと思います。